2026年05月17日

ドヴォルザーク: 交響曲第9番 シルヴェストリ

大阪の兄(4才年上)が倒れました。

お酒の席に行って、1人で歩いて帰る際に倒れ、しばらくしてから発見されたとのこと。
くも膜下出血ですでに心肺停止、救急隊によって蘇生はしたものの、医師によれば(時間が経っていたので)もう意識は戻らぬだろうとのこと。
そして倒れてからすでに1か月以上経ちました。進退はなにもなく、今の植物人間状態のまま様子を見ることになりそうです。
それが数ヶ月になるのか、数年になるのか…。家族の気持ちはやりきれないでしょうね。
ま、彼はたいそうな酒飲みでしたから、それが悪かったのでしょう、これも運命や。
年取ったらお酒にストレスの発散を求めてはいけません。

というのもあって、ブログ更新していませんでした。
気を取り直してまたかつての廉価LP音源の発掘を進めていきたいです。
と、いうことで爆演指揮者(と言ってもいいでしょう)のコンスタンチン・シルヴェストリの指揮する音源をと思って聴いていました。
東芝セラフィムシリーズの1000円LPにたくさん音源ありましたからね。
で、YouTubeにて見つけたドヴォルザークの「新世界」…、これはすごい演奏だとほくそ笑んでいたのです。でもね、調べてみるとセラフィムシリーズのラインアップにある「新世界」はケンペ指揮のものだったですね、こりゃいかん。

気を取り直して聴いているのは、チャイコフスキーの悲愴交響曲です。


これもすごい演奏でした。
オケはフィルハーモニア管で、1957年のスタジオ録音です。

冒頭からすごい緊張感、「悲愴」の主題は決して歌わないけれど金管のバリバリはこの人独特のもの。
第1楽章展開部、冒頭のffに度肝を抜かれます。テンポは目まぐるしく動き、第1テーマの強奏時にテンポを落とす歌い方に心惹かれます。強烈なドラムロールとトロンボーンのバリバリ。

第2楽章のワルツも重厚で遅いテンポ。
弦楽が太くてポルタメントも濃厚。これは素晴らしい。

第3楽章、中盤の強烈なティンパニ、4拍子の行進曲に向かう高揚感の素晴らしさ。
最後の四音!

アダージョ。
以外にもテンポは速い基調。でも凄く動くし…。
弦の不安定さが、泣ける。
posted by にこらす at 14:16| Comment(2) | TrackBack(0) | ネット音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年04月11日

シューベルト: 交響曲第8番「未完成」 渡邉暁雄

更新サボってました。
少しやらないと、行動が億劫になる歳なんですね。
それと音楽自体、このごろ全然聴いてないのです。

暇な時間は何をやっているかといえば、まずはPCゲーム。
大人気のヤクザ系アクションRPG、これが面白すぎて全シリーズ購入して進めているところ。今は第8作ですが、内容秀逸でやりこみ要素が相当あるからこれから数カ月はかかるでしょうね。前作は4か月ぐらいかかった…。

それと、WOWOWを解約して、映像系のサブスクに入ったんです。自分はお気に入りの米国ドラマを中心に見ているけど、なんせコンテンツが多すぎて。
それと、アカウントをいくつか持つことができるから、下のテレビと自分のPCとか、同時に別のコンテンツを鑑賞することも可能なんでね。
家人は昭和のホームドラマにハマっているみたい。
(大好きな)女子ゴルフの生中継もここの独占中継です。

ということで、無理矢理っぽく音楽の話題へ。
眠れない夜はベッドの中でよく考えるんですよ。それは、中学校の帰りに毎日のように通った地元のレコード屋さん。
そこで何度もなんども見た1000円の廉価盤の数々。そこの店のオヤジとはお馴染みだったから2割引の800円で買わせてもらっていたよね。
「クラシック」の棚は少しだったけど、その殆どを占めていた廉価版シリーズ。なかでも一番お世話になったのが東芝セラフィムシリーズとRCAビクターグランプリシリーズでした。
「ベートーヴェンの◯番は誰の演奏やったっけ?」
そういうの懐かしみながら眠りにつくことも多いです。

そこでそういうの、このブログで聴いていこうかなど思いましてまた書き始めました。


渡辺暁雄さん指揮日本フィルの演奏になる「未完成」は日本コロムビアから出ていたダイアモンド1000シリーズの記念すべき1枚目(MS-1001)、「運命」「未完成」の黄金カップリングのB面でした。
ちなみにA面はハンス=ユルゲン・ワルター指揮ハンブルグ放送交響楽団です。

私が最初に買った廉価盤の「運命」「未完成」はセラフィムシリーズのクリュイタンス指揮ベルリンpoの演奏でしたが、買わなかったこっちの方の演奏はどうだっか?

なかなか引き締まった力強い演奏でした。
60年代前半でしょうか、オケは分裂前の日本フィルと思われますが、当時はN響とともにと日本を代表する2大オケだったはず。
速いテンポで重厚に奏でる第1楽章、クライマックスでのメイン主題の歌い方が重苦しくて素晴らしいね。
第2楽章は美しい弦は良いけど、管のハーモニーがちょっと怪しいね、ピッチズレてる??
それを除いては一貫して満足のくレベルの好演奏でしたね。

このYouTubeに出てるアルバムの渡邉暁雄さんは、とてもハンサム(イケメンという言葉はなじまない)でかっこいいね。
posted by にこらす at 09:35| Comment(2) | TrackBack(0) | ネット音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月31日

ブラームス: 交響曲第3番 クレンペラー('71Live)

光陰矢の如し。
ブログ更新もサボっていたらとうとう2月の声を…。
このままでは、自分自身古希を迎えるこの年もあっという間に過ぎていくのでしょうね。
1月は平年並みに寒くて、ニュースで見る天気図は連日冬型…、これでは北国の方々はさぞ大変なことでしょう。
一方こちらは太平洋沿いの温和な気候、多少風が強いぐらいで文句を言っては毎日毎日雪かきが日課の方々には失礼というものです。



またまたYouTubeにて見つけた注目音源。
これは、クレンペラー最後の演奏会を記録したライブ音源とのこと。
1971年9月26日…、当時中学3年生、トコロテンで系列の高校にそのまま(無試験)進むことが決まり受験勉強からも解放されて遊んでいた頃の自分は、遥か彼方の英国でこんなに壮絶な演奏がなされていたことを全く知りませんでしたね。

この演奏は、テレビ用に映像も記録されており音源はその映像から抽出したモノラル音源です。このYouTubeチャンネルのものは「UP主がリマスタリングした」と記されており、十分鑑賞に耐えうるものですが、若干風呂的な響きは避けられません。
オケはニュー・フィルハーモニア管。

それにしてもクレンペラーはこの時86歳…、指揮台にまで歩くにもアシストが必要な状態だったようです。それにしては音楽はすこぶる力強く、男らしい骨太なクレンペラー節を聴かせてくれています。
おなじみのガッチリとした音の構築力、頑として動かぬ遅いテンポ。
くだんの第3楽章なんか、やたらロマンを煽る演奏(バルビローリなど)が大好きな私なんですが思わず唸る頑固なスタイルでした。

そういや、この3年後、同じオケを振ってストコフスキーがロンドンラストコンサートを行っていて同じオケで同じ部ブラームスを振っています(こちらは第4番でしたが…)。
そのストコフスキーは、このクレンペラーとは魔玉のアプローチでうねる、捲る、泣くのこれも激烈演奏でした。

このクレンペラーの演奏、第4楽章の終盤の激遅テンポに氏の魂を見ました。拍手は絶大。
この花田ミサトなるお方のYouTubeチャンネル、他にも注目すべき音源を多くUPされているので、ぜひチェックしたください。この演奏会のために作成されたクレンペラーのドキュメント番組もUPされています。



posted by にこらす at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする