2020年03月14日

ベートーヴェン: 交響曲第7番 クレンペラー

パンデミック。

いよいよ震災禍以来、21世紀最大の危機が到来したのいうのか。
何を差し置いても怖い。
昨日観たニュース番組では、イタリア並の医療崩壊が日本でも起こりうるとの専門家のご意見に震撼しました。
家人は今日もノーテンキにスポーツジムに出かけているけれど、本当に大丈夫なのか…。
自分は怖さが先立ち3月に入ってよりこのかた、ジムには行ってません。

幸いとこの県では公式発表の感染者数が3人であった、全て由来のわかっているという事実が今の所の唯一の救いです。
お隣中国韓国では、日々の感染者数の増加の鈍化が認められるとのこと、この国も近くにそうなってほしいものです。
(日本は感染者数の実態がわからない故、韓国の数字が参考になりますんです)

当地では来週より学校も再開するというけれど、まだ箍を外す時期ではないと思います。
有事なんだから、ガマン。
そして、我がシブチン社…、出張を停止しろよ国内外とも。

Klemperer Beethoven.jpg

当面は感染を気遣いながらなるべく普段どおりの生活を続けていくしかない。
音楽は記念の年であるベートーヴェンを聴いております。
交響曲第7番 オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管の演奏はステレオ最初期、1955年の音源です。

クレンペラーのベートーヴェン、岩でも動じぬインテンポを貫いた演奏は、唯我独尊の世界であって、そのザリッヒなスタイルでクールに作品の本質を抉り出してくれるゴツい音楽なのです。

全編を貫く極遅のテンポ、編成が相当大きいと思われるオケの重厚でガッシリとした響き、おなじみの両翼配置。
繰り出される音楽に圧倒されながら、コレをよく聴いて陶酔した学生時代に思いを馳せます。
確か最速のライナーが35分ほど、この最遅のクレンペラーが43分の所要ではなかったか。こういうことはよく覚えているのですよ。
ま、かの時代はカセットい録音することが多かったから、タイミングが非常に気になるわけで。

この終楽章がもっともクレンペラーらしい。
「舞踏の神化」
と誰かが言ったらしいけど、このテンポでは舞踏は厳しい。
全く疾走しない、テンポアップしない、緩めない。
☆☆☆☆☆

posted by にこらす at 15:41| Comment(0) | ネット音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする