2019年12月28日

ベートーヴェン: 交響曲第9番 テンシュテット

とうとう最終日のお仕事が終了。

師走のお仕事も特に波風なく、無事本年も終了できそうだということは、皆様に感謝しないといけないことなんでしょう。
春から夏ごろ、体調崩したり入院して手術したりとあったけれども、終わりよければなんとやら…。

今回は本年最後の記事となりまして、束の間の休息をいただきSpotifyさんより音楽再生しながらupしています。
と、いうのも明日からは地元大阪に行き老母のご機嫌伺い…。その後大晦日に大津に移動して、年越しは(初の)ジルベスターコンサートです。
こうして1年の締めくくりと新しい年を音楽会で迎えることは、音楽ファンとして至上の喜びと言えることでしょう。

Tenstedt_Coral.jpg
Amazonのページ

そして最後のup記事はもちろん第九です。

いろいろと未知の音源を探すうち、すごいのを見つけました。
クラウス・テンシュテット指揮ロンドンpoの演奏は、1985年のライブ録音です。

第1楽章冒頭から恐るべきテンションで聴くものを呪縛する演奏。

とにかくテンポの動きが恣意的であるのが決して受け入れられないのではなくむしろ共感。そしてティンパニの強打は聞き手の心をえぐります。
第2楽章だって、くだんのティンパニは録音に全貌捉えられていないけれども、いかに鮮烈な打撃であることは容易に肌で感じることができる。
金管も張り裂けそうに吠えている。

アダージョは美しく、それに反するフィナーレは言わずもがな…。
前回のミュンシュと並ぶ激烈演奏でした。
☆☆☆☆☆

皆様良いお年を…。
posted by にこらす at 14:10| Comment(2) | ネット音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月21日

ベートーヴェン: 交響曲第9番 ミュンシュ

あっというまに一週間が過ぎて、お仕事はあと一週を残すのみ。
これから明日にかけては、まず年賀状を仕上げなくては…。

Beethoven9_MunchLP.jpg
https://www.snowrecords.jp/?pid=90422170


第九の名演奏は数知れずあるかと思いますが、15年以上のこのブログの中で取り上げた回数が最も多い音源はこれではないでしょうか。
それも今日は、表記のリンク先より懐かしい廉価盤LPのジャケット写真をお借りしてみました。
もちろんCDでも所有している音源ですが、このLPも押入れのダンボールの中にあるはずです。

演奏しているのは、予めCDより高精度リッピングしてFLACにて圧縮保存したものをTuneBrowserでASIO経由再生しています。
演奏はおなじみ激烈爆発型スタイルで、なりふり構わず一気呵成に進んだ過激演奏。

実は今朝、Youtubeにてオットー・クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管の動画を見ていたのですけれど、実はこれに痛く感動しました。全編80分以上!!
クレンペラーの激遅波風僅少の指揮ながら、みごとに統率された素晴らしいオケの響きに癒やされながら…。
ともかくこれも唯我独尊の世界でしたな。

で、ミュンシュの録音は…??
コイツはRCAのオリジナルスタジオ盤(1958年)で他にも同じ1958年のタングルウッドライブ盤CD、1962年の同じタングルウッドライブ(これはボストン放送局の配信)を音源として持っていますがどれも基本同じスタイル…、ライブのほうがさらに激烈度が上がりますが、それは氏ならでは
「一期一会」
を意識してのことだったでしょう。
でもこのRCA音源も素晴らしき弾け方に心ドキドキ…、何度聴いても感涙モノの感動を与えてくれるのです。
朝聞いたクレンペラーが80分オーバ、こっちは62分ほど…、両極端のふたつでしたね。
☆☆☆☆☆

こんな指揮者、まさに不世出でしょう。
posted by にこらす at 14:05| Comment(0) | ネット音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月14日

ベートーヴェン: 交響曲第9番 ヴァント

師走も半ば。
お仕事もあとたった2週間です。
このあとは特に試練なく、順風に過ぎていきそうですが未だ油断してはいけないね。

Beethoven9_Wand.jpg
アマゾンさんのページ


年末吉例の第九を聴いていきましょう。
なんでも、今年のN響の指揮はシモーネ・ヤングさんだそうで、この放送はなかなか楽しみです。
昨年はヤノフスキさんだったか…(もう覚えていない)。

スマホ〜DAC〜D級アンプ〜大型フロアSPにて再生して聴いている第九は、ギュンター・ヴァント指揮NDR響の演奏、1986年のRCA録音とのこと。
職人玄人気質、構築力のしっかりしたヴァントさんの指揮そして北ドイツの伝統あるオケの響きは、答えられない重厚な演奏となっています。

中庸のテンポ、構築力のしっかりした第1楽章はヴァントさんの重厚なスタイルがバッチシマッチします。
第2楽章は速めでとても力強く疾走しました。
アダージョも中庸のテンポで、ドイツのオケらしい渋い響きの弦、高らかに歌うホルンに痺れました。

くだんの終楽章、冒頭の不協和音から非常に劇的な速いテンポ。受けて低弦〜弦楽5部が繰り広げる
「喜びの歌」
のアンサンブルはいい響きですなぁ。決してツヤっぽくなく、
「いぶし銀の響き」
とはよく言ったもので、まさにそういう渋さ。
バリトン独唱〜合唱〜テノール独唱マーチの流れは流麗ながら男性的で力強い。
歓喜の大合唱は合いの手の金管が強調されていて好効果。絶叫はしないがこれも迫力あるねぇ。

その後コーダに向けては雰囲気は伝わるんだけれど巨魁な音像の雰囲気が捉えづらい。再生環境のせいなんでしょうかねぇ。
ともかくも終盤へ向けての盛り上がりは(再生環境はともかく)相当なもので、終焉部への追い込みが凄かった。

☆☆☆☆★

ヴァントさんはかつてN響でも演奏されましたかね、この曲…。
posted by にこらす at 14:14| Comment(0) | ネット音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする