2019年11月17日

ブラームス: 交響曲第4番 エッシェンバッハ

朝寒く、昼間温かい温度差大の天候は本日も継続。
今週も風邪引かずに職務をまっとうしたいもの。

Brahms4_Eschenbach.jpg

Spotifyアプリにてお気に入り演奏家の新譜などをいろいろ探るものの、めぼしい音源はみつからず。
その中で久々位聴きたい音源を見つけ、結局CD棚中より探り出した音源、
クリストフ・エッシェンバッハ指揮シュレスヴィヒ・ホルシュタイン祝祭管弦楽団シュレスヴィヒ・ホルシュタイン祝祭管弦楽団の演奏になる、
ブラームス第4交響曲です。2005年8月1日の録音。

エッシェンバッハ氏は、このシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭の主席指揮者ですからならではの演奏ということになります。
オケのアンサンブルは多少甘いところがあるものの、基本的に非常に美しい鳴り方で、ブラームスの悲しみの交響曲らしい、すすり泣く弦が聴けますね。
特に冒頭の主題や、第2楽章の歌い方など。
そして指揮はエッシェンバッハさんでしょ、この深い呼吸と熱いタメに心震わされながら聴くわけですよ、現役マエストロとしてはいちばんのファンだしね。
第3楽章アレグロ・グリコーソはとても激しい。そして終楽章は浪漫の横溢たるべき、エッシェンバッハさんの真骨頂…。
オケは悲鳴を上げて追従。
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2019年11月16日

ブルックナー: 交響曲第4番 チェリビダッケ

朝は寒く、昼間は非常に温かい。
職場部下もひとり風邪に倒れました。
インフルエンザの予防接種もまだ致しておりませんし、自分も緊張感を切らさず予防に努めたいと思います。そういえば昨年はこの時期に風引いたっけね。
既に今年はもう先月にやっちゃったけど…。

Bruckner4_Celi.jpg
アマゾンさんのページ

先週、メータ氏の(最新録音)ブルックナーを聴いていたときのこと、
「なんか音が雑いなぁ」
再生環境は、SpotifyのWindows10アプリの高音質ストリーミングで、USB DAC経由44.1→88.2kHzのアップサンプリング再生でした。
音楽は素晴らしかったのですが、このコセコセした音はストリーミングのせいか??

その辺、CDで所有している音源にて確認しました。
結果、Sotify再生の音質が劣るのはWidowsのサウンド回路によるもの。
すなわち、CDからリッピングしてWAV形式なり、それなりのビットレートでmp3化した音は、高音質再生ソフト(自分の場合はTuneBrowserというシェアウェアです)にてASIO回路経由から再生することが第一に重要で、決してWindows標準のサウンド経由で再生してはならぬということ。
Spotifyもポータブルディバイス用にmp3ファイルとしてDLしてファイルを聴く機能があるそうですから、その方法でASIO再生すれば間違いないということでしょう。ズボラ再生ではなく、「儀式」を踏め、と。
もともと私の耳はモスキート音など超高周波には非対応な老人耳ですから、WAVやFLACなどの非圧縮音源でなくても、246kbpsとか、ある程度のビットレートをもたせたものであれば、圧縮音源でも構わないと思われます。
しかし、今まであんまり気にしなかったけど、ここにきてWEB再生の難しさを改めて実感した次第。使用する再生用PCがMacOSだったり、Linuxだったり(Androidもよし)すれば、こういう悩みは起きませんな。

と、いうことで今聴いているのは、AV用HDDのフォルダに以前よりリッピングして貯めてあった音源から。TuneBrowserからの再生です。
同じくブルックナーですが、第4交響曲です。
演奏はセルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘンpoの超名盤。
ハース版がどうのこうのはよく知りませんが、遅く、長〜い演奏であることは確かです。

大学時代に自分はこの曲、ブルックナーを聞き始めて1番に馴染んだ曲だったんですけれど、今は最も苦手なんです。なんでかわからないけれどブルックナーらしくなく聞こえるんでしょうかね、ともかくも数年ぶりに聞く曲ですな。

でもまあ、個性満溢のチェリビダッケですよ。
気品高く、圧倒的なスケールが持ち味です。緩徐楽章のアンダンテを聴いてご覧なさいよ。この天国的なテンポについていけない人はチェリ(晩年)の音は無理ですよ。

唯我独尊の天上空間にある音は、神が降臨したと思われるほど神々しい音楽がそこにあるわけです。
チェリの個性を形作ったものはなんだったのか…。
カラヤンとBPOの後継を争ったときにチェリが選ばれていたならば、決してこの音造りはなかったはずです。
この点は、カラヤンの後継となれなかったマゼールさんのその後とよく似ていた境遇と思います。

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2019年11月09日

ブルックナー: 交響曲第8番 メータ

先週末は大阪行きでした。
老母は定期検診の結果、また手術すべき箇所が見つかったとのこと。
本人は放置を望みましたが、周りの皆に諭されて手術治療を決心したとのこと。最近のは開腹せずに大抵のことは出来ますから老体にも負担は少ないらしいです。
ま、今月は見舞いのためまた大阪に行かないといけませんなぁ。
Bruckner8_Mehta.jpg
USアマゾンのサイト


さて、喧騒な週日のお仕事から開放されて聴く音楽はホヤホヤの新譜。
ズビン・メータ指揮ベルリンpoのブルックナー第8交響曲です。
この音源、ごく最近の録音と思われますけれど、昨日発売したばかりのUSアマゾンのサイトには録音日の記載がありませんな。
なお、日本アマゾンのサイトでは、いまのところこの音源単独での販売はなく、他の指揮者の演奏と組み合わせてベルリンpoによるブルックナー交響曲チクルスということで19800円にて今月20日発売予定とのことです。
メディアはなんとハイレゾBDオーディオとBDビデオ映像の両方のディスクがいっぱいが入った価格です。
この秋のBPO来日記念盤だって。
しかし、BDオーディオってどうやって再生するんだろう…。
USアマゾンはハイレゾデータ配信でした。

そのホヤホヤ音源が早くもSpotifyにupされていましたので聴かない手はない。
重厚な深い音色、さすがのBPOの音です。
そしてパワフルな金管、その中でも絶妙のワグネルホルンの神々しい響き。第1楽章の終焉部分や第2楽章は神がかりともいえるぐらい。

メータさんの指揮は全編81分ほどの速めと言ってよいテンポ運び。
確かにこの重い音色で長めに引っ張られると聴くほうが大変すぎるかもしれない。

奇をてらわない真っ当なスタイルですが、実にパワフルで正確無比なオケの力に支えられて、非常な佳演が出来上がったみたいな。
それはこのアダージョを聴いて想いを一層深くしますよ。
タメや引っ張り(マゼールさんのような)はありませんが、ここはじっくり歌うテンポで実に深い呼吸、弦の深みが太すぎて、「泣き」の表現はつらいいけれども逆にそこが重苦しい暗さを引き立てているような気がします。
クライマックスの華やかなこと!!
アダージョの最後のワグネルホルンが歌うメロディに涙します。

くだんの終楽章。冒頭の行軍は中庸のテンポ。でもブラスが強烈で、ティンパニは激烈!!
重厚なる弦楽が曲想にぴったりマッチしているようです。
あと、指摘すべき語りどころがいっぱいあったけど、久々の完成度に圧倒された感じ。
行軍のリフレインも感動度絶大。そのままフィナーレに突入して、激烈にカッコイイ終わり方はこの曲の真骨頂。
圧倒された22分40秒間でした。

メータさん、巨匠だなぁ。
これは同じオケを指揮したマゼールさんのCD以来の感銘度でしたな。
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posted by にこらす at 15:14| Comment(2) | ネット音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする